2007年10月1日月曜日

9月後半

吉田慶子さんのひそやかなボサノヴァ
小さなギターの音 リズム
舌と歯のこすれる音 呼吸の音
商店街のシャッターの音
扇風機の音
15
左利きギタリスcoトgo
みにいくびっくりゃしてた
連絡もせす昨夏以来
18
シミツ子ばあさんx止x
木からいくつか教わる市
ことがあるあった
20
歴史は語りかける
ぼくの今の歳で
あの人はこころざしを持って
海を渡ったことを知る
22
その日いちばんの芸術は料理だった
観光客のための精進料理
外食産業のための精進料理
修行者のための精進料理
24
老師は店を出て少し歩き
休日でひと気のないビルの軒下に
頭陀袋を枕にして横になった
ぼくは老師の足元のほうに
尻をついて座ってひざの上にノートを開いた
目が開くのを待った
ボサノヴァ日本語
OTTさんの歌をきいて
はじめて名曲の詞が
聴こえてくるのだ
ぼくたちジョアニスタって
29
岡村ちゃんが
腕ふりあげる汗光る
30

三月の水という曲は
ブラジルで夏が終わって
なんだかさみししい気分を
曲にしたそうです
地球の反対側の日本では
九月があてはまろうか

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