ぼくが乙女音楽でいいのかよく判らぬまま
依頼を受けシャンソンの殿堂青い部屋へ
三軒茶屋の映画館の前の花屋さんで
薔薇を一輪買い求めたシャンソニボ
ギターケースに入れる
Briqueさんと寺の話しつす
JUNJUNさんが作った
貝柱のクリームシチュー
を食べて暖まった頃
満席の中 Blue Marbleの演奏が
始まったのだった
結成10年にして初ライブとのことで
心待ちにしていたファンの方方が
だいぶいたようである
一曲めがビルエヴァンスの
ワルツフォーデビーに詞がついた曲
しょっぱなから素敵だった
緻密なコードチェンジ 進行 アレンジ
スタジオ録音の快楽が
ステージに下りてきたようだった
曲間にKB白戸さん手作りの
天然酵母パンがチケット予約した人に
表彰式の如くひとりひとりに渡される
場面があり 新しくて懐かしいな
歌の大野方栄さんが伝説のCM女王だそうで
ああこの声をテレビで聴いて育ったのだ
と思う
ぼくもささやきナイトに参加できてよかった
Blue Marble に予約すればよかった
パン
frenesiさんのバンドにも
Blue Marble ピアノのショック太郎さんが
参加していてボッサもジャズもラガも跳ねて
ピアノの スピーカーを通して出す音
ジャズとかクラシックの音響とちがい
何かクセをつけていたような
frenesiさんの声と歌がキュートで
バンドがタイトでキメがキメまくっていた
井手野さんパンデイロもかっこよかった
ぼくはやっぱりよれよれ気味あった
当日は冷たい雨の日で練習が
不足気味 台所で暖
マイナー下降ギターで
イタルさんとエルナさんを呼び寄せ
JUNJUNさんのために歌う
クイーカ うこふこ
ガンザ さかちゃか
このイベントは珍しいことに
ギター奏者がぼくだけで
ほかのグループは鍵盤が中心だった
アンコール出演者がそろう
ぼくが名曲のイントロをだす
予め判っていればリハをやりたかった
ぼくはジェイ・グレイドンになれずとも
Shock太郎さんはドナルド・フェイゲンが
乗り移ったはずだから
後ろを見る余裕もなく曲の終わりに
運んでしまった
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